焼酎粕、メジャーへの道

昨日、熊本県の女性薬剤師会主催の市民講座｢薬と健康食品の選び方｣へ行って参りました。

こちらが配られていた諸資料と講座のレジュメです。



母が薬剤師会へ入っている縁で初参加させていただいたのですが、他ではあまり見ないような
資料が多く実のある時間を過ごさせていただきました

講座内容は医薬品と食品の位置づけから、一般に販売されている健康食品の選び方や嘘、本当など大変わかりやすくご講演いただき、健康食品を取り扱う側の人間として考えさせられる部分もあり
勉強させていただきました。

しかし、印象的だったのは薬剤師会主催でありながら生薬のお茶を試飲させていた点です。

僕自身健康食品管理士として薬とは違う、機能性のある食品で習慣的に健康になる事とその選び方等は自分なりに考えてきましたが、薬剤師側が機能性食品を、しかも健康食品の急先鋒である健康茶
を推奨している場面が意外でしたね。



生薬の｢し｣の字くらいまでしか勉強してませんが、折角なのでずうずうしく担当者の方へ生薬としての漢方、医薬品としての漢方、あくまで食品としての生薬など境目の見分けにくい
部分を質問させていただきました。

ご担当の方も｢そこがなかなか難しい｣とおっしゃっておりました。当然、薬事法に基づいた日本薬局方や健康増進法など法的分類ははっきりしていますが、いわゆる利用する側の｢用途｣という部分の曖昧
さは存在するようですね。

その曖昧さが生む商売もあれば健康被害もあり、しかし、しっかり健康になる場合も多々あり・・

まだまだ勉強が必要なようです。最近は消費者の方が専門的に調べ上げて販売側がたじろぐ事もありますが、きっとそれはそれで必要な事でしょう。きっと良い物が残っていくと、信じています。